FTPサーバーの設定 FTPサーバーの設定方法を忘れないうちに書いておきたいと思います。 今回は、Windows10　Proで設定してみましたが、Windows7や8でもその設定過程はほぼ同じだと思われます。 Windows　OSの中でもPro仕様でないとFTPサーバーの機能は含まれていませんので、それ以外のWindowsでFTPサーバーを設定するには、FTPサーバーアプリケーションをインストールすることになります。     Windows 10 Proの機能を使ってFTPサーバーを設定   １． コントロールパネルから”プログラムと機能”をクリックする。 ２． 左側のメニューから”Windowsの機能の有効化または無効化”をクリックする。     ３． ”インターネットインフォメーションサービス”を開き、 ”FTP Server” ”FTP拡張” ”Web管理ツール” ”インターネットインフォメーションサービスんｐホスト可能なWebコア” にそれぞれチェックを入れて"OK"をクリックする   ４．  処理が終わるまでそのまま待つ。     ５． ”閉じる”をクリックする。   ６． コントロールパネルから”管理ツール”をクリックする。     ７． ”コンピューターの管理”をダブルクリックする。     ８． ”インターネットインフォメーションサービス(IIS)マネージャー”をクリックする。     ９． 接続タブの”サイト”を右クリックして"FTPサイトの追加"をクリックする。     10． ”FTPサイト名”（任意の名前） ”物理パス”（FTPでアクセスするドライブとフォルダ）を入力して”次へ”をクリックする。     11． IPアドレスは"すべて未割り当て”(デフォルト）、ポートは"21"（デフォルト）を入力する。 "FTPサイトを自動的に開始する"にチェックを入れる。 SSL"無し"を選択して"次へ"をクリックする。     12． 認証欄の"匿名"と"基本"にそれぞれチェックを入れる。 承認欄のアクセス許可は”指定された役割またはユーザーグループ”（デフォルト）を選択し"administrators"を入力する。 アクセス許可欄の"読み取り"と"書き込み"にそれぞれチェックを入れて"終了"をクリックする     13． FTPサイト”NCDATA”が追加された。     14． 「コンピュータの管理」－「サービスとアプリケーション」－「サービス」で ”Microsoft FTP Service”が"自動"、"開始または実行中"になっていることを確認する。     15． コントロールパネルから”Windowsファイアーウォール”をクリックする。     16． ”詳細設定”をクリックする。     17． ”受信の規則”をクリックする。     18． ”FTPサーバー（FTPトラフィック）”をダブルクリックする。     19． 「全般」タブで”有効”にチェックを入れて"OK"をクリックする。     20． ”FTPサーバー（FTPトラフィック）”が有効（✔）になっていることを確認する。 以上で設定完了です。 あとは、ネットワーク内の他のPCからFFTPなどを使ってFTP接続出来るかどうか確認します。     20． FTP接続がうまく行かない時は。 ”コンピュータの管理”→”インターネットインフォメーションサービス(IIS)マネージャ”→”サイトの対象サイト名(NCDATA)”の順でクリックして”FTPディレクトリの参照”をダブルクリックする。     21． ”MS-DOS”が選択されていたら、”UNIX”に選択を変える。 これでうまく行くはずです。         FTPで使用するローカルユーザーの追加方法はこちらにあります。
	2016.06.06