Vine Linuxネットワーク設定
 Linuxをインストールしたら、まずはネットワーク設定をするのが賢明です。アップグレードやダウンロード、SSHサーバーやWebminなどと、ネットワークの稼働はこの先の設定には無くてはならないものになってきます。
ネットワーク設定
ネットワーク設定確認

ネットワーク設定

# vi /etc/sysconfig/network


NETWORKING=yes
HOSTNAME=xxxxx.com    
自分のドメイン
GATEWAY=192.168.0.1    ルーターのデフォルトゲートウエー


編集終了 保存


ホストネームの確認


# hostname

xxxxxx.com    
xxxxxx.comが返ってくるのでOK


変更する場合は編集

# vi /etc/hosts

# Do not remove the following line, or various programs
# that require network functionality will fail.

127.0.0.1 localhost.localdomain localhost
111.222.333.444 xxxxxx.com user
                  111.222.333.444は自分のグローバルIPアドレス
                      
xxxxxx.comは自分のドメイン
                      
userは自分のユーザー名

編集終了 保存

ネットワーク起動確認

# chkconfig --list network

network 0:off 1:off 2:off 3:off 4:off 5:off 6:off

ランレベル3~5がoffなので、ネットワークをonに設定する。

# chkconfig network on


ネットワーク起動再確認

# chkconfig --list network

network 0:off 1:off 2:on 3:on 4:on 5:on 6:off
ランレベル3〜5がonになった。

ネットワークインターフェース設定内容確認

# ifconfig eth0

eth0 リンク方法:イーサネット ハードウェアアドレス 80:EE:73:**:**:**
inetアドレス:192.168.0.206 ブロードキャスト:192.168.0.255 マスク:255.255.255.0
inet6アドレス: fe80::****:****:****:****/64 範囲:リンク
UP BROADCAST RUNNING MULTICAST MTU:1500 Metric:1
RXパケット:1260 エラー:0 損失:0 オーバラン:0 フレーム:0
TXパケット:562 エラー:0 損失:0 オーバラン:0 キャリア:0
衝突(Collisions):0 TXキュー長:1000
RX bytes:101304 (98.9 Kb) TX bytes:80488 (78.6 Kb)
割り込み:19

ネットワークインターフェースの設定

--------------------------- 参考 --------------------------------------

#vi /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0

# Realtek Semiconductor Co., Ltd. RTL8111/8168B PCI Express Gigabit Ethernet controller
DEVICE=eth0     
デバイス名
BOOTPROTO=static    
ブートタイプ(dhcpまたはstaticを指定)
BROADCAST=192.168.0.255   
ブロードキャスト
HWADDR=80:**:**:**:**:BC   
MACアドレス
IPADDR=192.168.0.206    
サーバーのIPアドレス
NETMASK=255.255.255.0    
ネットマスク
NETWORK=192.168.0.0    
ネットワーク
ONBOOT=yes  
起動時にインターフェースを立ち上げるかどうか (yesまたはnoを指定)
TYPE=Ethernet   
このインタフェイスのタイプ(イーサネットはEthernet、モデムはModem)
DNS1=192.168.0.1  
ネームサーバーIP
NM_CONTROLLED=yes

■設定変更時はネットワーク再起動する
# /etc/rc.d/init.d/network reload


----------------------------------------------------------------------

SSHサーバー
ネットワークが正常なら何もしなくてもOK
PuttyやTera TermなどでWinクライアントマシンからサーバーを操作する。
WindowsマシンにPuttyやTera Termなどをインストールして接続確認をする。
ユーザー追加

ユーザー追加時にフォルダを自動作成する
skelにpublic_htmlとcgi-binフォルダを作成しておくとユーザーフォルダにpublic_htmlとcgi-binが自動作成される。

# mkdir -p /etc/skel/public_html/cgi_bin    
CGIディレクトリは通常cgi-bin

■ユーザー追加
 1234userは任意の追加するユーザー名) 
# useradd
1234user

1234userのパスワード設定
# passwd
1234abcd

■1234userのパーミッション変更
# chmod 711 /home/
1234user/

■1234userのオーナー変更(xxxxは変更するオーナーのユーザー名)
# chown
xxxx /home/1234user

NTPサーバー
Linuxサーバーを外部のntpサーバーに接続して時刻設定を自動で行うようにする。

■ntpサーバー設定ファイルを編集する。

# vi /etc/ntp.conf


#server eagle.center.osakafu-u.ac.jp
 #を追記してコメントアウトする
#server narumi.eco.wakayama-u.ac.jp
  #を追記してコメントアウトする
#multicastclient # listen on default 224.0.1.1
  #を追記してコメントアウトする
server ntp.nc.u-tokyo.ac.jp  
東京大学ntpサーバーを追記(他にもntpサーバーは沢山あります)

編集終了 保存

■ntpサーバーリスタート

# /etc/rc.d/init.d/ntpd restart

■ntpサーバーの時刻同期状態確認
# ntpq -p


remote refid st t when poll reach delay offset jitter
==============================================================================
*ntp.nc.u-tokyo. 103.1.106.69 2 u 65 64 377 11.244 24.665 13.449
*ntp.nc.u-tokyoのように先頭に「*」が表示されれば同期完了
表示されなければ時間をおいて再度同期確認する。


■時刻確認

# date


2014年 6月 12日 木曜日 21:48:39 JST
時刻が合っていることを確認する。

■ntpサーバーの自動起動設定

# chkconfig ntpd on

■確認
# chkconfig --list ntpd


ntpd 0:off 1:off 2:on 3:on 4:on 5:on 6:off
ランレベル3〜5がONなのでOK

■手動での時刻合わせ方法
# date -s "06/18 9:00 2019"

Webmin
WebminでWindowsマシンのブラウザからサーバーの設定や確認が出来るようにする

■Webminのインストール
# apt-get update
# apt-get install webmin


続行しますか? [Y/n] 
y Enter

Webminがインストールされる。


■Webminの初期設定

# vi /etc/webmin/miniserv.conf
 設定ファイル編集

allow=127.0.0.1 
の行に
192.168.0.5
 (WindowsマシンのIPアドレス)を追記して
allow=127.0.0.1
192.168.0.5 にする。

■Webminの再起動

# /etc/init.d/webmin restart


Stopping Webmin server in /usr/libexec/webmin
Starting Webmin server in /usr/libexec/webmin
Pre-loaded WebminCore

■Windowsマシンのブラウザからサーバーにアクセス
https://192.168.0.206:10000/にアクセスする。(IEでは接続拒否されるので、Firefoxからアクセス)
ブラウザからセキュリティ関連の警告が出るがアクセス許可をすると、
このようなログインウィンドウが出る。
ユーザー名:root
パスワード:Linuxをインストール時にrootで設定したものを入力してログインする。
Webminページにログイン出来た。
Webminのアップグレード
左側メニューの「Webmin」→「Webmin設定」
「Webminのアップグレード」アイコンをクリック。
「Webminのアップグレード」ウィンドウが出たら
「Webminのアップグレード」をクリックするとアップグレード処理される。
2014.09.06