むかーし昔に作ったコントロールタイマーを持ち出してみた
 33年も前の事ですね〜。
当時はいったい何をしていたんでしょうか??手掛かりのひとつ。。あ〜。こんなことばかり?してちゃのかなぁ。。そんなことはないですけどね〜
 とりあえず、今形で残っているので、こんなことしてたのは田島ですね(笑
なんて、マニアックな。。技術的なことしてたんですね〜
2018.11.13
 
コントロールタイマー
 
 

 こんなものがあったので、めちゃめちゃ懐かしくて、電源入れてみましたよ。。
 おー
なんと!動くではないですかぁ。。。たぶん、もう30年近く電源入れてなかったかも。。

 プログラムタイマーですよ。。
ははは、昔はこんなもんで遊んでたんだね〜。
作るのが楽しかったんですね〜

電源入れて動かしてみたら、ねこさんも興味深々。。
 昔作ったプログラムタイマー。。中を開けてみて昔はどんなん作ったんかなー。。なんて思いながらカバーを開けてみたら。。。
感動もんでしたよ。。( ̄∇ ̄;)ハッハッハ。。えっ。。俺ってこんなにも几帳面でこだわりあったんだ~~
 今とかわらんじゃん(笑。。でも結構凄い。こんなもの一生懸命作ってたんだな~ 女性に目も向けずに。。いや。。そんなこと無いですけどね~(汗 そこそこ両方とも。。だったかな💦💦

 ではでは、ちょっとばっか中身を覗いてみますか。。


 ケースカバーを開けたとたん、感動ものでしたよ。。
いえ、たいしたハードウエアではなのですが。。
なんて、整然と綺麗にレイアウトさらた基板と部品配置。。。
 我ながら惚れ惚れと見てしまいましたよ。。ははは。
   

 マイコンボードですね~
綺麗に配置されてるな~
今でもこんなに整然と作れるかな~
などと思ってしまいますよ。


   
 なんて懐かしいICの数々。。
手前(一番下)には、i85(8085CPU)
このCPUの動作クロック。。なんと4.9MHz!!
でも、このシステムでは十分なんです!!

 一番上の左の茶色のICは今どきすっかり見かけなくなった紫外線消去型のEP-ROM。。
これ、なんと今では信じられない64kビット。。
 その右側には、これまた信じられない程小容量のS-RAM。。
これ、なんと16kビット。。
 うっひゃー。。
でも、このシステムには十分過ぎるほどの容量なんですね〜。
 しかも、S-RAMと来た日にゃ。バッテリーでバックアップ出来るスグレモノ。
   

 真ん中の4個の大きなIC。。
IOのICですね~
外部とのインターフェイスに使うんですね~
思い出してきたぞ〜

8255と8155
8155には確か。。タイマーが入っていたのかなぁ??。。
   

基板裏面の配線。
   

配線ははんだ付けとラッピングで行っています。
ICにインデックスも付けないで良くやったもんだ。
比較的簡単な配線だからインデックス無でも間違いなく出来たかな。

   
   
   

 一番向こうに見えるグレーの小箱。。
こりゃいったい。。
実は、タイムベースと言うか時計用の発振器が入っているんですね~
 水晶発振器なのですが。。水晶発振器は温度変動で発振周波数が変動する為、この小箱は恒温槽になっているんですよね~^^;;

 しかし、、その実力たるや。。。
さんざんなものでしたね~
時計。。ち~っとも正確じゃなかったですゎ(泣

 これはと言うと。。フロントパネルに表示される7Seg用の基板。。
6個のICは7SegLED用のドライバーです。
これで、数字を表示出来るって訳です。。
   

 こんな感じに表示出来るって訳ですね~
ちなみに、赤い数字は時計になっています。

 これは、現在時刻を表示しているのですが、、タイマー設定時は設定時刻も表示することになりますよ。
   

 こちらは、タイマー設定用のテンキーと諸々の設定をするためのボタンで-す。

   

 こちらは、リアパネルです。
電源やインターフェイスコネクタなどがあります。
   

 右側には電源コネクタ、電源スイッチ、+5V出力コネクタが付いています。

 左側には、恒温槽内の発振器の周波数調整と恒温槽の温度調節の調整穴があります。。
   

 右上のアンフェノールコネクタはタイマー系統のコントロール信号出力コネクタで、リレーボックスに接続します。

左のDIP SWは、電源ON時のメモリークリア用のスイッチです。。
   

 これは、リレーボックスです。

100V電源コンセント10系統のON/OFFと
10系統分のメイク接点があります。
   

 リレー基板です。
10個の電源制御用リレーと
10個のメイク接点リレーが乗っています。

   

 別角度からのリレー基板。

整然としてますね~^^;;
   

こちらの基板裏面ははんだ付けだけで行っています。
同じ回路が複数あるだけなので比較的整然としています。
 

 10系統のAC100Vコンセント。
   

 システム全体のフロントパネル。

上部がリレーボックス
下部がコントロールタイマー

この2ユニットで制御が可能になります。

   
 
 リレーボックスとコントロールタイマーのリアパネル。

   

写真を撮ってたら、我が家のタロにゃんこが好奇心をあらわに近寄ってきたので一緒にパチリ!!


 
 
 回路図もとってありましたよ。。
驚くことなかれ。。なんと青焼き図面ですよ!!
いわゆる青写真ってやつですね〜 懐かし過ぎる。
A1の方眼紙に書いた配線図を青焼きでコピーしたものですよ。
 原紙は基本的に使いません。コピーを使って作業を進めますよ。原紙で作業しても良いのですが、基板作成過程でいろんな情報を書き込みますので、原紙がボロボロになってしまうばかりかあとで修正すら出来なくなってしまいます。
 わかり易く言えばCADで書いた図面を印刷して使うようなものでしょうか。。。
   
外部タイムベース回路図 うまくいかなかったなぁ。これ。
   
ここまでは、ハードウエアについて書きました。ソフトウエア編はこちら
   
   


■変更履歴
新規作成 2018.11.13
   
2018.11.13